同担拒否の理由。

ジャニーズ界隈では頻繁に聞く「同担拒否」。

耳なじみはあるが自分とは一切無縁のものだった。

 

好きなアイドルの良さをみんなで分かち合った方が楽しいじゃん。

好きな人のここがいい、とかわかってもらえたら嬉しいじゃん。

 

この思考でここまで生きてきたが、それは突然降りかかる。

 

現在川島如恵留さんのヲタクとして生活しているわけだが、川島さんのヲタクと仲良くなれない…恐れていた「同担拒否」というやつらしい。

こんなに魅力のある人だし、たくさんの人に知ってもらいたい。

彼を好きになってもらいたい。その気持ちは変わらない。

 

ただ、現場に行けば行くほど「TravisJapanさんのヲタクはみんなきれいだな…」と身に染みた。

みんな担当のためにとおめかしをし、キラキラと輝いている。

それは川島担として生きているヲタクも例外ではなく。

アラサーのわたしが、川島さんのヲタクの価値を下げているのではないかと自信喪失。

毎日晩酌をしていた結果の脂肪と流行に乗り遅れた地味な服。

現場では精一杯のおしゃれをするが痛いだけだった。

 

ああ…もうヲタクやめてぇな。

アラサーは黙って担当のグッズを買い、納税するしかない。

財力だけはあるので自担が美味しいごはんを食べられればそれでいい、そう思ってお金を落とすだけだ。

 

同担拒否とは自分の自信のなさからでる気持ち的な問題だと今では理解する。

目の前にとても綺麗な同担が現れたら恐れおののくだろう。

自分のメンタルがやられないための「同担拒否」。

それはジャニーズを応援している限り一生ついてまわるものだと思った。